収量低下をもたらす「イネばか苗病」にご注意を!
2020.02.10
近年、県内の水田でバカ苗病の発生が問題視されております。
ばか苗病に侵された稲の苗は、葉色が淡く、徒長苗となるので、簡単に判別できます。
そのままにしておくと、枯れてしまうため病気が無くなったように見えますが、実際は株基に胞子を形成し、風で運ばれた胞子がさらに次の稲に感染し、病気が拡大してゆきます。稲が枯れることで収量が低下するので、注意が必要です。
イネばか苗病の対策として次のことをお薦めします;
①種子は必ず更新する
②効果の高い薬剤で種子消毒をする
③苗の段階で発病が認められた場合には、抜き取って焼却処分する
④病気の苗は本田に持ち込まない
⑤自家採種しなければならない場合、病気が出た圃場からは種採りはしない
⑥作業場や苗箱の消毒をする
イネばか苗病チラシダウンロードはこちらから