茨城県野菜養液栽培研究会が会員施設等現地研修会を開催
2019.12.09
先般の台風で甚大な被害を受けた会員もありましたが、茨城県野菜養液栽培研究会では11月26日(火)に、恒例の会員施設等現地研修会を開催することができました。
この研修会は、会員が相互に施設等を視察し、 経営や生産技術、使用する機器類に関する知識を深めようと、(合)つくばGBソリューション代表社員/大阪府立大学名誉教授 池田英男先生の指導のもとで毎年開催されており、正会員とその関係者、賛助会員、県・関係機関職員等31名が参加しました。
今回は林 俊秀氏経営の水戸市:(株)Tedyでパプリカやレタス等の施設、続いて関 治男氏経営の茨城町:(有)アクト農場で映像による研修後に葉物野菜の育苗施設等、さらに小美玉市でイチゴを栽培する押手 稔氏の高設栽培施設を視察しました。
また、この研修中には、平成29年度に県の産地改革チャレンジ事業を活用して導入したミスト装置と既設の環境測定器の併用による「農業の見える化」に取り組む会員を代表し、笠間市の村上隼人氏(品目:トマト)より中間成果報告も行われました。
今回は、後継者や従業員、新規就農を目指す研修生等若い方の参加も多く、中には就農したばかりのお孫さんを伴って参加された方もあり、会員のみなさんは視察先での説明に熱心に耳を傾けながらも、終始、和やかな雰囲気の中で研修会を終了しました。