茨城県くり生産者連絡協議会が「令和6年度担い手育成研修会及び冬季剪定講習会」を開催
2024.12.19
茨城県くり生産者連絡協議会では、令和6年12月6日(金)、全農茨城県本部農機総合センター及び生産者(下飯沼栗生産販売組合)ほ場において「令和6年度担い手育成研修会」及び「冬季剪定講習会」を開催し、生産者、県・JA関係者等、58名が参加しました。
研修会では、㈱せき専務取締役(㈱ニチノウ取締役社長)の関様、㈱アドバンフォース執行役員の海老澤様を講師に迎え、クリの加工の取組みについて学びました。
関様からは栗ペーストの需要・生産動向、県産栗ペーストの特徴と課題、県産クリ増産への期待等について、海老澤様からは笠間市でのクリ生産・加工への参入経緯と経過、農福連携による労働力確保などの取組紹介があり、参加者との間で品種や製造工程、農福連携の進め方などについて、活発な質疑応答が行われました。
また、剪定講習会は下飯沼栗生産販売組合の東ヶ崎副組合長、農業総合センターの豊田主任専技、園芸研究所の石川技師を講師に迎え、今年の気象と生育状況、下飯沼栗生産販売組合の栽培管理の説明の後、東ヶ崎副組合長による剪定の実演があり、参加者は熱心に観察するとともに、剪定の考え方などについて活発な意見交換が行われ、来シーズンのクリ生産に向けて有意義な講習会となりました。