茨城県ぶどう連合会が冬季研修会及び令和7年度総会を開催
2024.12.26
茨城県ぶどう連合会では、令和6年12月19日(木)、結城市において冬季研修会及び令和7年度総会を開催し、会員100名、県・結城市・JA等関係者30名が参加しました。
研修会は、結城ぶどう組合員2名の圃場において、園主、県園芸研究所の尾形主任研究員、農業総合センターの豊田主任専技が講師となり、シャインマスカットの「ロケット一文字整枝と並行整枝」、巨峰の「樹勢の制御方法と発芽率及び新梢数の確保」について実演も交えながらの説明と事前質問への回答がありました。参加者は熱心に耳を傾けるとともに、圃場を観察しながら意見交換も活発に行われ、来年産に向けて有意義な研修会となりました。
研修会後は、ことぶき亭を会場に令和7度総会が開催されました。総会では、結城市の小林市長、JA北つくばの川津代表理事組合長、県産地振興課の松浦課長から祝辞があり、議案ついては全て原案どおり承認されました。
また、武藤青年部長から「先進事例研修(岡山県)」及び「令和6年度青年部活動」の結果報告、県農業総合センター病害虫防除部の小河原部長から「果樹カメムシ類の生態と対策」、県産地振興課の志賀主任から「令和7年度茨城県果樹生産力向上共励会」、豊田主任専技から「茨城県ぶどう人材育成研修」、事務局から「第56回全国ブドウ研究大会(岡山県)」について情報提供が行われました。
総会後には、青年部が令和6年9月25日(水)に開催した「シャインマスカット果実品評会」の表彰式が行われ、最優秀賞(茨城県知事賞)受賞者の外山翔太 氏(筑西市)をはじめとした5点、4名が表彰されました。品評会の受賞品を含む出品物8房については、9月26日~28日に東京銀座の県アンテナショップ「IBARAKIsense」において最優秀賞は1房7,980円、優秀賞は5,979円、食味賞ほかは3,980円で販売、完売しており、高品質な県産ぶどうのPRにつなげています。