常陸秋そば
そばを育ててみる
そばは比較的簡単に育てられます。種をまけば、あとはほったらかしにしても70~90日後にはそこそこ収穫できます。
さあ、がんばって下さい!
・・・これだけでは怒られそうなので、もう少し詳しく説明していきましょう。
1.種をまく時期
茨城県の場合ですと、種は8月の最初の頃からお盆前ぐらいにまきます。最近は春に種をまいて夏に収穫する「春そば」の研究も進められているようですが、ここでは普通の「秋そば」の説明をしていきます。
2.準備するもの
準備するものは「種」と「種をまく場所」です。
種は近くのJA(農協)やそばを作っている農家の方などにに相談しましょう。
種をまく場所については、観賞用にするならプランターでも十分ですし、収穫目的なら畑に作ります。ちなみに、10m×10m(1アール)で上手に作れば10㎏ぐらいの玄そばが収穫できる・・・かもしれません。
なお、肥料についてはあまり気にしなくても良いと思います。適度に作物が作られてる畑なら肥料はいりません。逆に、あまり肥料を入れてしまうと実が付きにくくなってしまうこともあります。とはいえ、土にあまりにも肥料分が少ないような場合には化成肥料をすこーしまいておきましょう。まいた後にはよくかき混ぜて下さい。
3.種をまく
それでは種をまきましょう。畑にまく場合、種はバラまきとすじまきの二通りあります。
ばらまきは文字どおりバラバラにまく方法です。畑に適当にまいて土をかけておきましょう。
すじまきは列と列の間を50~60cmぐらい開けてうねを作り、そこに種をまいていく方法です。
今回は、簡単にプランターでの栽培方法を。
適度に土を入れたプランターに2本すじを付けます。
そこに種を入れ、土をかけて出来上がりです。あとは適度に水をかけておきましょう。
あ、鳥に種を食べられないように注意して下さい。
一週間ぐらいで芽が出てくるはずです。