種子の生産

常陸秋そば

 「常陸秋そば」は、金砂郷村(現:常陸太田市)の在来種「金砂郷在来」から粒揃いや品質の良いものを選別しながら品種改良を行い、茨城県で誕生した品種です。昭和60年に県の奨励品種に採用され、現在県内各地で作付けされています。
 全国の有名そば店や職人の皆様から、味や風味がよいと高い評価を受けており、「玄そばの最高峰」などと評されるほどになっています。
 「常陸秋そば」は、次のような点で在来種より確実によくなっています。

そばのほ場審査

そばのほ場審査

  1. 葉が大きいこと
  2. 一株当りの花数が多いこと
  3. 異形粒率が少ないこと
  4. 千粒重が増えたこと
  5. 粒ぞろいがよくなり、品質がよくなったこと


常陸秋そばの採種計画

常陸秋そばは、令和6年度は22トンで計画しました。

令和6年度そば種子生産委託計画
 
 
令和5年産そば種子確保実績